近所のスーパーでは、生理用ナプキンが棚には一つもありません。
いったいどうしたのでしょう?
全部、東北地方で作っていたとは思えないし、
そんなにたくさん必要なものでもありません。
生活クラブのナプキンは、三種類あります。
一つは、昔からある、吸収帯にポリマーを使わないもの。

かぶれにくいので、これだけは使いたいという人もいる優れものです。
もう一つは、買ったことがないのですが、ポリマーを使ったもの。
市販品を使っていた人が、こちらを使うようです。
もう一つは、生活用品でたまに出ている、布ナプキン。
四角いネルの布なので、そのままおいてあると、
ハンカチになりそうな、かわいいチェックです。
布ナプキンは、使い捨てないので、エコということで、
若い人たちの間では、かなり流行っています。
けれどもそれだけでなく、
使っている間も快適で、体が冷えにくいためか、
不思議と生理が軽くなるという人が多いのです。
不安で使い始めることができない、という人はいますが、
少なくとも、布を使って不快だった、という人は聞いたことがありません。
重曹か、炭酸塩を溶かした水に漬けておくと、
すっきりきれいになります。
生活クラブでは、四角い布タイプだけしか今のところありませんが、
ネットで調べると、
外出先でも落とす心配のないホックがついた羽根つきタイプなど、
いろいろでているので、自分で使いやすいものを選ぶのも楽しいです。
洗濯しやすく、乾きやすいのは、四角なのですが。
一度、数がそろうと、買い足す必要がありません。
だからスーパーの棚からなくなっても、大丈夫。
手持ちの綿の布、Tシャツ、お風呂用タオルを半分に切って使う人もいます。
古いネルのパジャマなどがあれば、たくさんとれます。
うちで長らく荷動き不良品になっていたナプキンは、
今回、山形の避難所のボランティアの方に送りました。
封が切ってあるものでしたが、とにかくなくて困っているそうです。
いっしょに、家にあった消費材のおやつと、
子ども用歯ブラシも入れてみました。
