黄身の色を決めて、与えるエサを決めます。
日本人は黄身の色が濃いほどおいしいと思っている。
黄身の色は餌の色、
卵の殻の色は羽の色です。
元生活クラブ埼玉職員だった吉野さんのお話。
2010年5月号、dancyuの旨い卵特集から、
生活クラブの卵を語る。
dancyuで選ばれている7生産者の卵を比べる。
10個3150円の卵などがある中、一番安いのが生活クラブ。
7生産者のうち、同じ銘柄の卵ではなくても、
3つが生活クラブグループの生産者、
(鹿川グリーンファーム、トキワ養鶏(青森)、黒富士農場(山梨)
dancyuに、「卵選びの方程式は品種×飼育法×餌だ!」
と書かれているが、
4つの親鶏の品種に後藤もみじが入っている
餌の情報開示をすべて行っているのは生活クラブのみ
(自家配合飼料、指定配合飼料(メーカー)、専用飼料など)
生活クラブのこだわり
卵の生産コストの半分は餌代。
畜産関係の餌のほとんどは輸入に頼っているなかで、
NON-GMO、ポストハーベストフリーの餌を与えている。
採卵日と消費期限の表示を行ってる。
無洗卵はクチクラ層保護のため、ヨーロッパでは洗卵は禁止されている。
生活クラブでの問題点
利用量が減っている
夏休みと冬休みの1週間と、週1日分は一般への販売となるため、
こだわりの卵でも一般価格で卸すことと、
黄身の色も市場で売れる色である必要がある
隔週で取り組む人が多いため、週による変動が大きい。
Q 生活クラブで利用している卵はどのくらい?
A 共同購入と、消費材利用で70%くらい。
Q コレステロールについていわれているが?
A dancyuに載っているように、口から入るコレステロールが増えると、体内で生産されるコレステロールが減るという説もあるし、コレステロールは体に必要な栄養素。
お話の後、
卵6個で卵焼き、
素精糖の甘いのと、塩味と、中が甘くてまわりが塩味の三種類を焼いてくださいました。
ふんわりしてておいしい!
青木地区の方が用意して下さったランチを
おいしくいただきました。
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