甘夏のピールは、ふつう3回くらいゆでこぼして作りますが、
昨年のライブりー(生活クラブのカタログ)に、
水は使わずに、白ワインで煮るとあったので、作ってみました。
甘夏の皮、4個分の、表紙のオレンジ色のところは、ピーラーで削り、
中の白いところだけ、細切りにして、
ひたひたより少ない白ワインで煮ます。
アルコールなので、弱火にしても、水分がどんどんなくなりました。
水気がなくなったところで、
時間が無くなり、そのまま一晩置くと、
翌日、甘夏の皮の苦みは、ほとんどありません。
平たい鍋に、ワイン煮の皮と、
ビートグラニュー糖350gを量って、3回に分けて加えて煮ました。
水を加えていないせいか、砂糖は蜜状になり、
2回加えたところで、皮に甘みもついて、かたくなってきたので、
3回目の分の砂糖は、火を止めてから、
1本ずつ、皮をまぶすほうに回しました。
白ワインの風味はほんのりで、言わないとわからないくらいです。
苦みがないので、砂糖も少なめで甘くなりました。
皮の白いところだけで作っても、きれいなオレンジ色になります。
ゆでこぼさないので、甘夏の香りもしっかり残り、
ぴりぴりした感じも少ないので、
来年もワインで煮て作ろうと思います。
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